日本で使用される綿のほとんどが中国の新疆綿だとか。
これはウイグル人を強制労働させて安価に作られた綿。
これを使うと言う事は強制労働を助長すると言う事だ。
なので使わないようにすればと思うが、代替えをどうするか?
ほとんどが輸入、しかも日本での生産はほとんどないし、賃金的にも厳しい。
綿花の生産1位はインド、2位が中国、3位がアメリカだとか。
インドからと言う手もあるが、インドは消費も旺盛で輸出にどれだけ振り分けられるかが問題。しかも、インドから大量に輸入すればインド国内での価格も上昇するのは明らか。これはマズイ。
さて、と見回すと・・・
ベトナムはどうだろう?インド、中国で生産できるならベトナムでも可能ではないか?
調べてみると生産量はかなり低い。
何か原因があるのだろうか?
この辺は隠居にはわからない。
でも生産できない訳ではなさそう。
なぜ、ベトナムかと言うと・・・。
日本へやって来る外国人実習生1位はベトナム。
ここをまず防がなければならない。
ちょっと古いデータになるが、104,802人で全体の41.6%だそうだ。
ベトナムで綿花生産とその後の製品化までを行えばかなりの仕事量となるのではないか?
ベトナムに仕事が出来れば日本などへ行く必要はない。
誰も技能などを学ぼうとは思っていないし、日本側は技能を教えられるような環境ではないらしい。要は低賃金で働く労働者を必要としているだけである。
外国人実習生も家族や仲間と一緒に暮らせるほうが幸せに決まっている。
収入は減るかもしれないが、期間の制限もないし長期的に見れば悪くないはずだ。
もし、ベトナムでの綿花生産が面積的、水資源などから難しいようなら第二位、第三位のフィリピン、インドネシアなどでの生産でも良いかもしれない。
綿花生産だけならオーストラリアで行う事も可能なのではないだろうか?
外国人実習生を受け入れないと言うだけでは旨味が無い。
海外で生産しそれを買うのが流れとして良いのでは。
お互いに利益がある方法を考えるべきである。
それと共に日本の産業と競合しない形をとらねければならない。
競合して日本の産業が圧迫されては意味が無い。
とにかくいろいろな方法をみんなで考えるべきである。