隠居の雄叫び 【じゃがいも亭国】

ライフハックを仲間で共有し、乱世を笑って生きて行く

【隠居のエヘン窟 食糧危機と漁業権 9/21】

農業系ユーチューバーが食糧危機に際して海は漁業権があるので役に立たないと言うような事を言っていた。

漁業権と言うのは、漁業を行う人の権利を守る物で、所有権ではない。

つまり漁業権が設定されていても魚を捕ってはいけないと言う物ではないのだ。

ただ、川の場合はガチガチに規定が決められ、ほぼ漁協の所有物と同等になっているので、川での魚とりは諦めた方が良い。まあ、金を払えば可能と言う感じか?

小さい川には漁業権が設定されていない場合もあるので、調べてみる価値はある。

 

水産庁のホームページを見てみよう

 

www.jfa.maff.go.jp

 

基本的に定置網や遠くの水域などは、ほぼ関係ないので共同漁業権と言う物が関係してくるようだ。

これは地域によって違うようなので、自分が良く行く釣り場について研究してもらいたい。

 

隠居の場合は富山県がほとんどなので、富山県の情報を元に考えて見る。

 

https://www.pref.toyama.jp/documents/14960/01476455.pdf

 

まず、魚を捕る方法であるが、釣竿を用いた釣りやたも網での採集などはOKのようだ。

続いて魚種であるが、基本的に海藻や貝などあまり移動しない物が対象になっている。

要は漁業に影響があるような物(金が儲かる物)はダメで、それ以外はちょっとだけなら良いと言う感じであろうか?

 

結論的には、防波堤から釣竿でアジやキスなどを釣る分には問題が無い事になる。

 

ただし、地域によって厳しい所もあるので要注意だ。

と言うより、そんな所へは行かない方が良いし、移住するなら漁業権の検討も必要になる。

ついでに言えば、そのような厳しい条件を設定している所の魚は買わない事だ。

 

そもそも、海は漁業者だけの物では無い。

漁業に影響ないレベルでは我々が魚を捕る事は何の規制も無いと言う事を覚えておこう。ただし、一部の保護を必要とする魚種には気を配る必要があるね。

 

さて、漁業権の話が長くなってしまった。

食糧危機と魚釣りを考えて見たい。

野菜は自宅で育てる事が出来る。

しかし、動物性タンパクは簡単には自宅で生産する事は難しい。

家畜などは餌を調達しなければならない。

その上、病気などの心配もある。

大きな土地と湧水などがあれば魚は育てる事は出来るが、こちらも餌を用意しなければならない。

ニワトリなら餌も少量だし、現時点なら購入しても費用はさほどでもない。

庭の草も食べるし、虫も食べる。でも、一年中の食料となると難しい。

 

この点、海の魚は餌をやらなくても勝手に育つ。

小アジやキスは美味いし、ベラやネズミゴチも食べられない事はない。

テトラポット付近の穴釣りで根魚も良い。穴釣りなら冬でも何とかなる。

上手く行けばスズキなどの大物も掛かる。

カワハギもいいし、サヨリも釣れる。

食材の宝庫と言っても良い。

 

ただ、捕るばかりでは魚が減ってしまう。

入手できるうちはオキアミでアジ釣りをする事により、アジが増える。

小アジの量はちょっと釣っただけでは減る事は無い。

それより小アジが餌で育てば、小アジを食べる魚が増える。

オキアミが入手不可能になったなら、釣った魚の腸などを餌にするのも良い。

 

また漁業権対象魚以外の物でも採種する事が出来る。

海は生物がいっぱいだ。

そうしているうちに漁協が無くなるかも知れない。

そうすれば、自由に魚を捕る事が出来るようになるかもしれない。

 

そもそも、生死にかかわるような食糧危機になれば漁業権などと言っていられない。

まずは、海に行けるだけの距離に住む事が出来るかどうかが問題となるだろう。

ガソリンは入手できなくなるだろうからね。

ガソリンが無くなる訳ではない、何者かによって流通を止められると言う事だ。

「ガソリンが欲しければ打ちなさい」とかね。www

 

さてさて、やはり食糧危機には海だね。www

隠居も移住を考えているが、グレートリセット後にどうなるか分からないのが悩みの種。安易に移住は危険が伴う。

とりあえずは、移り住むかどうかは別にして安い物件を買ってしまおうかと検討中。

固定資産税も二重になるのでこれも悩みの種。

ニホン政府が存在する限り、税は取るだろうからね。

物価上昇で国民が苦しんでいるのに増税を検討するくらいだから、日本人の政府じゃないよね。

でも、その議員たちに投票する人が大勢いるって事だよね。

唯一の希望は接種率が80%以上と言う事かな。

 

どうなるかは天のみぞ知るって事。

我々陰謀論じゃと呼ばれる者たちは、どのような状況でも楽しんで生き抜く事を貫き通さねば。