隠居の雄叫び 【じゃがいも亭国】

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【隠居の観世望気 イランとロシア 10/24】

最近、よく目にするのがイランに関するニュース。

まあ、目にすると言ってもニホンのニュースにはほとんど出て来ないんですけどね。

つまり、西側にとっては都合が悪いと言う事だろう。

 

で、今日はイランのガスタービンの話。

イラン製のガスタービンをロシアへ供給すると言うものだ。

このところ、イランのドローンが話題となっているが、イランは工業的にかなり進んでいるのかもしれない。

 

つい最近、ドイツへガスを運ぶパイプラインが破壊されたが、その前から圧送用のタービン修理をドイツのシーメンスへ依頼したら、カナダに回され、返却されないと言う事があった。

これは、もちろんロシアのガスをドイツへ送らせない為である。

 

これに代ってイランが自国製のタービンをロシアへ売ると言うのだ。

自国製と言うか、元はシーメンスなのかもしれないが?

いずれにせよ、これは大きな出来事である。

ロシアとイランの協力関係が強くなれば、当事国のみならず、ロシア友好国にとって大きなプラスになる。それはイランが産油国であり、海に面しているからである。

 

サウジもロシア側についた、OPEC+も、イランも協力関係になれば、世界のエネルギー資源のかなりの部分が反グローバリスト側に立つ事になる。

 

イランと言えば、アメリカがテロ支援国家かなんかに指定して、日本でがとてもイメージが悪いが、イランは親日国である。

元を辿れば、出光石油の日昇丸事件が発端であろう。

イギリスがイランの石油を搾取する中、日本の出光石油の日昇丸が石油を買い付けた事件だ。

武器を持たない民間企業がイギリス海軍に喧嘩を売った事件として有名になった。

 

ja.wikipedia.org

 

普通の人はあまりイラン人と接する事は無いと思うが、隠居が若かりし頃、勤めていた会社にはイラン人が大勢働いていた。40年近く前の事である。

言葉も通じず、ただ、身振り手振りだけであったが、とても真面目な人たちだったと印象がある。

 

マスコミに洗脳され、悪者だと頭の中で決めつけていた国々。

実はアメリカに迫害され、辛酸を嘗めさせらえていた国々だったかもしれない。

マスコミの言う事を鵜呑みにせず、自分で調べてみる事が重要である。