今年はトウモロコシを植える予定は無かった。
でも、去年残った出来損ないのトウモロコシを見つけて、ダメ元で植えてみた。
このトウモロコシは一代交配のハニーバンタム。
一代交配なので育っても満足な物はできない可能性が高い。
意外と簡単に発芽も完了
普通に育っていった
トウモロコシは場所を取るし、虫の被害も大きい。
さらに残渣(葉や茎)も大量で手に余る。
隠居的にはトウモロコシは嫌いだった。
で、今回植えてみて気が付いたが、意外と自家採種が簡単だと言う事。
トウモロコシの種は意外と買うと高い。
でも、自家採種を考えた場合、トウモロコシは結局、食べる部分は種である。
だから、種の量が非常に多い事になる。
これが簡単に発芽するとなると使わない手は無い。
さらに、残渣を緑肥として使う事もあるようだ。
化成肥料が高騰し、入手が出来なくなった場合や、自然農法を考えた場合に大量の腐植を得る重要な方法になるのではないかと考えられる。
そして、作物(食べ物)として考えた場合、栄養価はかなり高い。
さて、今回植えたトウモロコシだが、意外と美味しかった。
まあ、一代交配(F1)なので偶然かもしれないが。
ある程度の面積が確保できるならトウモロコシを作物と緑肥の両面で検討する事はこれからの家庭菜園を考える上でとても重要になると思う。