隠居の雄叫び 【じゃがいも党】

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【隠居の観世望気 中国と中東 01/06】

昨日の越境3.0はとても興味深かった。

中国の中東での動きが活発化しているとの事。

やはり中国は銭儲けには長けていますね。

 

中東での中国の影響力が増す事はアメリカの力が弱まることになる。

そうなれば、ドルの裏付けとなっている石油が自由にできなくなる。

つまりペトロダラー体制の崩壊を示す。

 

動画では触れられていないが、石油の中国元での直接取引も視野に入れているのではないだろうか?

そうなればDSの資金源であるSWIFTは必要なくなり、世界にとって大きな利益につながるだろう。

だが、いずれ日本の大きな敵となるであろう中国の力が大きくなる事は厄介な事でもある。しかし、エネルギー供給国である中東が加わることになれば、あまり好き勝手もできなくなるかもしれない。

 

昔、日本は中国に支援を続ければ、いずれ自由主義の芽が出るのではと考えていた。これがようやく現実のものとなるかもしれない。

ただ、気を許してはいけない。なにせ中国なのだから。www

 

さて、中東問題の中で大きな位置を占めるイラン。

これがどうなるかで中東の平和が変わってくる。

今、イランで起きている暴動はアメリカ指導の物だと思われるが、中国はこれをうまく利用しているのではないか?

いずれイランが折れ、中東和平に繋がればよいと思う。

 

そして、中国の動きは、中東の次は欧州へ向かうだろう。

でも、中国の一人勝ちとはならないだろう。

インドの存在を忘れてはならない。

人口世界一となったインド。

だが、インドは賢い。

アメリカが完全に力を失うまで表には出てこないだろう。

アメリカの裏で世界を操る支配層が完全に駆逐され、中国が4つぐらいに分散されたときに世界は本当の平和を迎えるのではないかと隠居は思う。

 

中国が尖閣に攻めてくると言っている、世界情勢を見極める事の出来ない視野狭窄の人たちの言う事に乗せられてはならない。今、防衛費を増額してもアメリカに利するだけで、重税に苦しめられるだけで何の得も無い。

我々は目を世界に向けなければならない。

 

今の日本に必要なのDSの支配から抜け出し、経済を発展させることこそ重要なのである。

 

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