何年も置きっぱなしになっていた古いタイヤを捨てに行った。
アルミ付が8本、鉄ホイール付が4本の計12本。
アルミ付はタダだった。
最近アルミの値段が上がっているからね。
スチールは500円/1本。まあ、仕方ないね。
鉄のスクラップ価格じゃタイヤを外す手間賃にもならないからね。
問題はタイヤ。
昔はと言うか、つい最近までタイヤを細かく裁断して、大きな工場で燃料に使っていた。もちろん、かなり大掛かりな公害対策をした工場でね。
製紙会社やコンクリート工場が多いと聞いた。
コンクリート工場ではタイヤの中に入っているスチールベルトの鉄もリサイクルしているとか。
それが、脱炭素で廃タイヤが使えなくなっているらしい。
熱源を電気に変えたのかな?
それとも仕事量を減らしたか?
まあ、廃タイヤは行き場がなくなってきたんじゃないかな?
電気自動車にしても廃タイヤは出るよね。
特に冬用のスタッドレスタイヤは寿命が短いから廃棄までの期間が短い。
廃タイヤはどうするんだろうね?
エネルギーとして燃やして、その分石油の使用を減らせばよいと思うんだけど。
まあ、有害ガスが出るからそれを取り除く費用が要ると思うけどね。
タイヤだけではない。
家電製品にはプラスチックが大量に使われている。
プラスチックを石油に戻す事も出来るらしいが、戻すのに使う電力が元のプラスチックから戻した石油より多くなってしまうらしい。
産業廃棄物会社に勤めていた時、実験をしたがパソコン用のインクジェットプリンターはすごいプラスチックの使用量だ。
さて、脱炭素と言いながら廃棄物のプラスチックをどう処理するつもりなのだろうか?
プラスチック完全禁止?
やはりなるべく手を加えず、火力発電に使うのが一番だ。