今回、隠居は心不全の増悪で1か月の入院を余儀なくされた。
EF(左室駆出率)は19%、BNPは614.3。
まあ、かなりの重症だと思う。
数か月前から不調が続いていた。
今、思えばもっと早く主治医を見限り、大きな病院へ飛び込んでいたら入院には至らなかったかもしれない。
今回の入院で思い知らされたのは、自分のからだの事は自分で管理する以外に生き延びる事が出来ないと言う事だ。
持病がある人はもちろんだが、健康な人も異変を感じ取れる事で大きな病気を防ぐ事が出来るのではないだろうか。
これはもちろん、家族に対しても同じだ。
まず、体重と血圧を毎日決まった時間に測定するだけで異変を見つけられると思う。
これは増加だけではなく、減少も含めて記録するする事が重要である。
隠居の場合、心不全が悪化する前に体重の急激な増加があった。
またその前から尿量が減少していた。
そもそも、その前から胃痛が続き、便秘も悪化していた。
隠居は気にしていなかったが、血圧も低下していたのだと思う。
血圧を測っていたらもっと早く異常に気が付けたと思う。
以前の血圧は最高血圧が120~140ぐらで高血圧では無かったので、血圧測定していなかった。
だが、心不全が悪化した時、最高血圧が80~90に低下していた。
毎月の定期検診で血圧測定をしていたのだが、医師が水銀柱の血圧計と聴診器で血圧を測定する。「血圧ヨシ!」と言うだけで数値が分からないのが敗因だった。
今後、アレの影響で多くの人が心臓にダメージを受け悪化して行くのではと思われます。健康な人も心臓が悲鳴をあげる事を想定して準備しておいても損は無いのでは。
これから数回に渡って心臓の悪化についての記事を書きたいと思いますので、参考にしてくださいね。
そうそう、心不全と言うのは一つの病気ではなく、いろいろな心臓の病気で心臓の機能が衰えた状態の事です。
死に直結する事が多く、ガンより予後が悪いと言われています。