多くの人が今の世界は一握りの権力者に支配されている事を知っている。
いわゆるDSと呼ばれる支配者たちだ。
さて、今、この支配構図が大きく変化しようとしている。
本来なら世界統一に向けグレートリセットが進むはずだった。
どこでこの計画が狂ったか?
DSはウクライナを使い、唯一の敵ロシアを挑発、戦争に至れば強い制裁を加えこれを弱体化させるはずだった。
計画は思うように進まなかった。
それだけではない、アメリカ、いやアメリカを裏で操るDSを快く思わない国々を結束させる事になった。
さらに、さらに、金本位制を捨てたドルの裏付けとなっている石油を産するサウジを始めとするアラブ諸国の信頼を失う結果となった。
敗色が濃くなってきたDSが次に選んだのが日本だ。
ウクライナと同じようにアメリカの宿敵である中国との間で戦争を起こそうと企てた。
これが今の現状だ。
そして、良く覚えておく必要があるのが、中国は一つでは無いと言う事だ。
これは中国の群雄割拠の歴史を見れば明らかだろう。
表向きには太子党、共青団、上海閥の派閥があるとされているが、どうもあやふやではっきりしない。それに加えて軍閥もあると言うから厄介だ。
隠居は今の中国は、社会思想を中心とする習近平派と資本主義の上海閥の争いだと思っている。
資本主義の上海閥はすでに中国を追い出され、日本を拠点に活動しているのではないかと思う。
これが親中派と呼ばれる議員たちだ。
そして、この資本主義派はDSの配下として活動している。
日本はすでに上海閥政権となり、DSの指示により中国を敵国として日本を軍拡に導いている。
つまり日本は中国の内部抗争に巻き込まれているのである。
第二部に続く。