巷ではホルムズ海峡の封鎖が話題になってます。
戦争の方法として反米側がとる作戦として海峡封鎖は十分にあり得る。
しかし、現在の状況、つまりイランとサウジの国交が回復し協力関係にあると言う事実を鑑みると安易に海峡封鎖へは進まないだろう。
現在言われているのは、周辺産油国が結束して大幅減産へ向かうのではないかと言う考えだ。
減産なら戦争行為ではないためアメリカも介入しにくい。
しかし、西側諸国への経済的打撃は非常に大きい。
さらに海峡封鎖に比べ長期間継続する事が可能だ。
減産により原油価格が上昇する。
世界最大の産油国であるアメリカのシェールオイルは価格が問題だが、減産により価格的に有利になる。
故にむやみには戦争へ向かう理由は薄くなる。
全体的にみると今回のイスラエル騒ぎは産油国の減産によりイスラエルが疲弊して解決に向かうのではないかと思われる。
これがどのタイミングで起きるかが問題だ。
つまり、我々が住む日本は減産の期間中経済が疲弊する事になる。
長引けば長引くほどダメージが大きくなる。
反してBRICS陣営はロシアから供給を受ける事が可能だ。
結果的に双方とも決定的な手を打つことが出来ず、西側が消耗して行くだけになると考えている。
さてさて、問題は我々の生活はどうなるだろう?と言う事だ。
エネルギーの高騰により、産業や物流が大きな影響を受け経済が停滞する事は間違いない。
企業の倒産が続けば雇用も激減する。
食料の価格が高騰し、さらに対立の激化で食材の輸入が難しくなる。
水道も値上げ必至。
治安の悪化で社会的システムが崩壊する。
まあ、良い事は何もない。
とりあえず、出来る事をやるだけだ。
食料の生産、子供の教育、自衛組織の構築etc。
もちろん政治・選挙へ関心を持つ事も大切。
病気に関する知識を持つ事や怪我をしないようにいつも心を配る事も忘れずに。
これから起きる事、何も起きないかもしれませんが、気を緩めず渦に巻き込まれないように。
知識はいくらあっても無駄にはなりません。
野菜の育て方から体の仕組み、栄養などなど。
ネットが使える間に多くの知識を取り入れましょう。
そして、少しでも実践する事が大切です。
頑張りましょう!