農業の崩壊は目の前に迫っていると思われる。
RCEPや種苗法改正、それに高齢化。
さらに高齢化以外にも農業人口の減少しているそうだ。
明るいニュースは無い。
これには家庭菜園で対抗するしか手はない。
そして、漁業はどうだろうか?
残念ながら隠居は漁業に関して何の知識もない。
隠居の爺さんは漁師だったんですけどね。www
中国がいろいろな食料を買い占めているらしい。
魚に関してももちろんだ。
日本の商社が買い負けているらしい。
その為、回転すしなどもネタ不足に陥っている可能性があるとか。
でも、この状態で漁業は何処へ向かうのだろう?
我々に出来る事は?
■ 小さな子供には釣りをさせろ。
高級魚ばかりに消費が動いているため、魚の入手が難しくなっている。
さらに家庭で魚を捌く機会が減ったため、切り身や加工品ばかりとなり、それが手間を必要とし、価格の上昇につながっている。
やはり、初心に戻って家庭で魚を捌く。
そして、出来れば家族で釣りをする。
自分で捕った魚を食べる。
これが漁業の発展に使がると思う。
我々には狩猟本能が備わっている。
そして、日本人は農耕を営みながら魚を捕り生きてきた。何千年も。
これを忘れなければ日本人は生きていける。
子供にこの事を教えるのは大人の役目だ。
■ まずはアジより始めよ。
採算ベースを考えると養殖は高級魚ばかりになる。これは仕方がない。
でも、魚が肉より高いと消費が伸びるはずがない。
やはり魚は庶民の食べ物であるべきだ。
少なくとも日本人にとっては。
「水清ければ魚棲まず」と言うが、「エサの無い所に魚は無し」である。
漁港や釣り公園などでのオキアミを使ったサビキ釣り。
家族連れにぜひやって欲しい釣りである。
場所によっては撒き餌が禁止のところもあるが、量を規制しぜひ一般に開放してもらいたい。
オキアミでサビキ釣りをすれば小アジが寄り付き、数年で数も増える。
小アジが増えれば、それを餌とする大きな魚が寄り付き増える。
将来的には釣り場を増やせば、それに応じて日本の周囲に魚が増える。
まうはそこから始めるべきである。
釣り公園と言うと、沖へ突き出た場所が多いが子供や女性は怖がる。
乗船用の桟橋のような形状の場所を増やすのも良い。
またトイレも必要だ。駐車場も。
防波堤などと共用する場合はコンビニや警察・消防の支所などと同時に併設するのが良い。
さらに、漁協から引退した漁師が案内役としているのが初心者には安心できる。
有料でも構わないと思う。ただし1人500円ぐらいでこどもは無料程度。
とにかく国民にとって魚が身近になれば消費が増え、養殖なども採算に乗るかもしれない。
魚は新鮮で丸のまま。それが当たり前になるのが日本の漁業の進む方向だと思う。
肝心なのは「何が食べたい」と聞かれた時に魚が思い浮かぶ事が重要である。
隠居はアジフライとアジの南蛮漬けが好きだ。www
そうそう、家族連れで釣りをする場合、危険な魚が釣れる場合もあるので勉強が必要だ。釣り場が有料となる場合は使い終わった糸や針を捨てる場所も欲しいところ。
漁協は魚を捕り、育てるだけではなく、需要の拡大にも力を入れるべきである。
漁港で釣りをしようとすると漁師のおっさんが怒鳴りつけてくることもしばしば。
釣り人には優しくルールを教えてね。www
釣り人=お客だと思ってね。